釣 行 記 中部の沖釣り情報 < 予測 > 10 月に入っても、次から次へと台風が 襲来 し、現在は 27 号が日本列島に 近 づ い て き て い る ようです。 海の中も台風の襲来ごとにかき混ぜられ、大きく変化してきています。 < 速報 > ( 、 により クーラー満タン 福田沖 秋魚 絶好釣! 台風 18 号により、海水温が 30 度台から 26 度台へ、そして 26 号により 23 度まで下 がりました。 海水温 の 低下 で一気に元気を取り戻したのが、ワラサ・カンパチなどの青 物とマダ イ た ち です。 10 月 18 日(金)は、東風が吹く一日で し た が , 魚たちが 色々 な 顔を見せてくれました。 18 号台風以降、猛烈な喰い方をしていたイサキ軍団が、 26 号 台風 通過 後、どこか に隠れてしまい ま し た 。 仕方なく本日 は、 今までとは違う 浜岡方面の ポイントを 探りまし た 。(海が落ち着くと、イサキは再び 群 れ に な って 帰 って き ま す ) 最初のポイントは、水深 20 mの浅場。 ここにもイサキの 群れは 居 ら ず 、単発で食って くるだけでした 。 しかし、イサキに代わって 、 今まで 大人しかった タイ類・ 青物が 入 れ 食 い状態 で 我々 を 歓迎 し て く れ ま し た 。 水深が浅いので、大型の青物が掛かると大変、先日は 120 m一気 に走られましたが、昨 日は 30 m走られました。 巻き上げ 途中、フッと軽くなったため 、 バレたかと一瞬 ヒヤ ッ としましたが、少し巻くと生体反応が戻ってきました。 ハリス 3 号のイサキ仕掛けで す ので、 サオの弾力とリールの ドラグ機能 を 信 じ て 、 ヤリトリをし ながら、ゆっくり と 巻き 上げました。 すると、一番上のハリに 40 cmほどのマダイ、2番目のハリは折 れ、 一番 下のハリに 3.5 kgのワラサが掛かっていました。 2 番目と 3 本目のハリにワ ラサがダブルで掛かり、仕掛けを引っ張った大きい方のワラサが掛かった 2 番目のハリ が、折れたのだろうと思われます。 それ以外にも、 2.5 kgクラスのマダイが私と隣の釣り人にダブルヒット。 更に、 納竿 直前に、隣人の置き竿が一気に根元から捻じ曲げられ ま し た。 「大きいぞ!頑張れ!」 の 船長の檄もむなしく、竿がもとに戻ってしま い ま し た 。 フロロカーボン 5 号ハリスが 一瞬 に して切られたのから想像すると、おそらく 10 kgクラスの大ダイだったと思われ ま す。 本日の、私の釣果は、 3.5 sのワラサ 1 匹、 2.5 kgを筆 頭 に マダイ 14 枚、イサキ 20 匹、他にハマチ・カンパチ・ イシダイなど で クーラ ー 満タン でした。 次週も 非常 に 大 きい 台風 27 号 が、日本に接近してくる ようですが、 これが過ぎ去り、海が落ち着けば、イサキも元気を取り戻し、マダイ・青 物がさらに活性 を 増 し 、 サオを 大 き く 曲げ て 我々 を 癒 し て く れ る こ と で しょう。 < 写真 提供: 福寿丸( 福田) 0538 - 58 - 0657 > [ 福井 信明 著、 松岡 隆春 監 10 / 20 ]